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回転磁場を抑えモーター動力の使用電力10%削減 大型工場・店舗向け革新技術

今回は省エネに関する世界初の特許技術についてご紹介します。
東日本大震災の発生から電力会社各社の値上げが続いており、大量の電気を使用する大規模工場や食品スーパーマーケット、倉庫業などでは死活問題になり始めています。
省エネの技術についても各社研究が進んでおり、近年では多種多様な節電商品やサービスが開発され、導入企業も多くなってきました。
コスト意識の高い食品スーパーマーケットなどの業界では、ありとあらゆる節電サービスを活用して、さらに従業員への啓もう活動なども徹底し、「もう節電はやり尽くしたが、電気代の値上げがおさまらないので、本当に困っている」という声も耳にするようになってきました。とはいえ、電気代値上げへの対応については、何らかのコスト削減で応じるしかありません。

 

節電をやり尽くした企業様でも「初めて聞いた」という声が多い省エネ技術

今回、ご紹介する省エネ技術はまだまだ認知度が高くなく、そのような節電をやり尽くした企業様でも喜んでいただけるサービスではないかと思います。
具体的にはモーター動力の使用電力量を10%下げる省エネ技術でモーターの効率を悪化させる回転磁場を抑えることで、電気代の削減を実現します。
モーターの動力効率を悪化させる回転磁場の発生原因はモーターの固定子と回転子に巻かれている巻き線に商用電源周波数の電流が流れることによって発生します。
消費電力の約10%のロスを発生させている高調波の正体は、第11次、第17次、第23次高調波と呼ばれるもので、この高調波が逆回転トルクを発生させモーターの動力にブレーキをかける原因となります。
今回の節電技術はこの高調波による電力ロスを削減することが可能という特許技術です。高調波による回転磁場を逆位相の高調波を発生させて消し去ることで、モーターの動力ロスを削減ができるという技術です。