【話題図書】体温の伝わる交渉~702社のコスト削減を実現したプロの作法~

株式会社プロレド・パートナーズ(本社:東京都港区)の代表パートナー佐谷進は、『体温の伝わる交渉 ~702社のコスト削減を実現したプロの作法~』(ウィズワークス株式会社、出版ブランド:「Nanaブックス」)を発刊しました。

 

発行主旨

今までの交渉に関する書籍は、ハーバード大学などで教えられている欧米流のネゴシエーション方法に関する書籍、もしくは弁護士が教える裁判や訴訟で相手を打ち負かす交渉術の書籍がほとんどでした。
しかしながら、多くのビジネスマンが日々向き合う交渉は、メーカーの購買部やスーパーマーケットの商品部がサプライヤーや外注業者との良好な関係を築きながらの価格交渉であったり、営業マンが取引先(クライアント)との受注に向けた交渉であったりと、強気な交渉ではなく、あくまでも日本的な交渉がほとんどでした。
そのため、今回はそういった一般のビジネスマンのために、日々の業務の中で使える交渉の方法をまとめた書籍を発行いたしました。

コスト削減におけるノウハウ・取引、商談での交渉力が求められている方には必読の内容です。

 

内容紹介

著者は、CRE戦略(企業不動産)とコストマネジメントを提供する経営コンサルティングファーム、プロレド・パートナーズを創業し、今までのキャリアの中で、不動産の売買から、間接材・直接材のコスト削減を専門家としてサポートした際の経験に基づいた交渉ノウハウを有しています。

本書は、コスト削減・経費削減の際の交渉の事例を多く紹介しております。

コスト削減の際の交渉は、様々なノウハウが必要であり、特に間接材のコスト削減にいたっては、対象費目が多岐に渡ります。例えば、物流費削減の場合は、佐川急便、ヤマト運輸…といった複数のサプライヤー(業者)からの選定を前提とし、価格や保守体制、今後の展開をも加味した交渉が必要になりますし、電気代削減は、提供業者(東京電力など)が1社しかない中での価格交渉となり、依頼することが前提となった交渉となります。

その他、通信費や設備保守、賃料(オフィス家賃や店舗家賃)、広告宣伝費、消耗品、燃料費削減、ゴミ処理費用削減など多岐に渡る費目を対象とし、その度に交渉の方法が変わるという難しい交渉になります。

本書ではビジネスマンの多くが直面するであろう典型的な交渉シチュエーションを事例として挙げ、テクニックを単に記述するだけでなく、模擬演習をしながら身に付けていただけるよう工夫した内容となっております。

コスト削減・経費削減に必要な交渉力

目次

第1章 コスト削減に必要な交渉力
第2章 コスト削減を成功させる交渉方法I
第3章 コスト削減を成功させる交渉方法II
第4章 実践的交渉テクニックとNGアクション
第5章 サプライヤーとの交渉 実践編

 

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