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地方スーパーの集客力アップ事例!実用衣料で高齢者を集めるゲリラ商法とは

ある地方の食品スーパーN社では、実用衣料の販売企画で高齢者の集客に成功しています。地方都市では、小型小売店の撤退が続き、衣料品販売店が町に存在しない空白地帯が存在しているケースもあります。“しまむら”が展開するエリアについては、この実用衣料の企画は難しい場合もあるようですが、“しまむら”がカバーしきれていないエリアでは、月に2回程度の衣料品のゲリラ販売を実施すると、思わぬ集客と売上が見込めるようです。

N社では、パワーゲート付の4t車に衣料品の陳列用平台を10台積み込み、各店舗を巡回させています。店舗の駐車場には、10m四方の木製屋根の雨よけが設置してあります。
その雨よけの下で1日~2日間の店頭企画を実施しています。
年商規模で4億円程度のスーパーマーケットでも、1日で20万円以上の売上になる場合もあり、来店客数の増加も同時に達成されているそうです。
複数店舗計画する場合は、曜日の成約を受けるため、人員確保がしにくい点がネックとなるかもしれません。

ただ、N社の場合は、メイン客層は高齢者であるため、週末に開催しなくても、そこそこの売上が見込めるため、担当者を決めて店舗間をローテーションすることで、店舗人員の負担を最小限にして実施にこぎつけています。
実用衣料はスーパーマーケットで扱われている商品と比べても、高い利益率であるという特徴があります。N社の場合でも、値入率が35%~40%の商品が多く、値引きロスを含めても30%以上の利益率があります。小商圏で集客のためのチラシも片面を衣料品、もう片面を食品の日替わり目玉にするなど、食品売上の増加も同時に達成できるよう工夫しています。ちなみにN社の実用衣料のゲリラ販売は5店舗で実施されており、年間で5000万円弱の売上高があります。

地方スーパーマーケットは人口減少と競合店の増加の二重苦に直面している企業が大半かと思います。扱い商品を広げて売上拡大と集客力をアップする事例として参考になるケースではないでしょうか。