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介護福祉業界もWEBサイトで集客をする時代

まだまだ介護福祉業界では、インターネットへのリテラシーが低く、ホームページ経由の集客を重要テーマと考えていない事業者が多いかと思います。
ただ、近年では介護福祉施設を検索するためのポータルサイトや介護施設の集客に専門特化したホームページ制作事業者などが登場し、それらを活用する介護福祉事業者も増えてきました。

今回は自社サイトからのご利用者の集客について考えてみたいと思います。
最近はホームページ制作業者では、CMS方式、WORDPRESS、ブログ型ホームページなどのキーワードがよく使われています。
これらは、ひとえに「ホームページの更新がしやすい」ということが重要であるというネット活用の潮流を表しています。
グーグルなどの検索エンジンは、WEBサイトの更新頻度を重視しており、更新頻度が高いサイトほど、「まめに手が入っている優良なサイト」と評価します。

従来のHTML方式ですと、インターネット初心者には使いこなすのは難しく、ホームページの更新は専門業者にお願いするしか選択肢がありませんでした。
ホームページ作成業者も作業の手間があるため、有償のケースが多く、全く更新されず放置されるWEBサイトがたくさん存在することになってしまいました。
このようなサイトは「高齢者住宅」×「地名」などの検索キーワードでも2ページ、3ページ目にしか表示されず、検索者になかなか見つけてもらえない状態となっているものが多くあります。

CMS方式であれば、インターネットに精通していないスタッフでもWORDを使うような感覚でWEBサイトを更新することができます。結果的に自施設の情報をタイムリーに発信することができますし、特定のキーワードで上位表示をさせたい場合は、そのキーワードを含んだブログのコンテンツを大量に投稿するなどの方法でSEO対策に気軽に取り組むことができるようになりました。

インターネット業界ではロングテールキーワードの重要性に注目が集まっていますが、介護業界でいえば、“入浴支援”“入浴介助”“歩行訓練”“インスリン”“胃瘻”“低料金”などのキーワードはご利用者のニーズを端的に表しており、対応が可能な高齢者住宅や介護施設ではロングテールキーワード対策が有効になるでしょう。
コンテンツの充実のさせ方としては、これらのキーワードに関するスタッフ研修会を実施したことをブログで紹介したり、重度者への対応事例などを紹介する方法などが考えられます。

 

また、コンテンツを増やすことで、施設の専門性や差別化ポイントが自然と充実していき、サイトの閲覧者に強烈なアピールとなります。
ぜひ、今からサイトを立ち上げられる場合はCMS方式など、自社での更新が簡単にできることを優先していただきたいと思います。

仮に自社サイトがHTML方式で作られている場合でも、ワードプレスで更新できるブログを連結することもできます。その場合はHP作成を依頼された業者などにご相談されれば、対応してもらえるかと思いますので、ぜひチャレンジしてみてください。