ファクタリングとは、耳慣れない言葉かもしれませんが、銀行からの借り入れでも、事業ローンでもない新しい資金調達の方法が注目を集めています。
介護事業所向けにファクタリングサービスを提供する、ドン・キホーテグループのアクリーティブ株式会社(東証一部上場)に、その特長や利用メリットについて伺いました。
―ファクタリングとは何ですか?
企業が保有している売掛金を、ファクタリング会社が、償還請求権無しで『完全に買取する』ことにより、企業様に資金を提供する仕組みです。
介護事業所向けに限れば、国保連や支払基金から支払われる介護報酬債権等を、アクリーティブをはじめとした、ファクタリング会社が買い取り、早期に資金化するサービスです。
―なぜファクタリングが必要なのですか?
介護事業所がサービスを提供して、その後に報酬を受け取るまでにはタイムラグが生じます。
でもその期間中にも、例えばスタッフの方の給与・賞与や水道・電気代などに、お金を支払う必要があります。
そうすると、黒字ですけどお金が足りない、「黒字倒産」の状態となり、それが原因で企業は倒産します。
ファクタリングは、そこのタイムラグを短くし、会社の血液にあたるお金の流れをよくして、黒字倒産の状態にしないために必要なサービスです。
―どのような介護事業所が利用していますか?
普段の月は問題なくても、一時的に資金が必要な月があります。
例えば、賞与や税金支払の月、決算期末や設備投資が必要な月等です。
そのようなケースでご利用になられる施設様が多いようです。
利用される介護事業所は様々ですが、銀行と違って例えば設立間もないような企業にも利用いただけます。
銀行からお金を借りる場合、担保能力や企業自体の信用力、財務力が求められ、創業間もない介護施設にはハードルが高くなるケースがありますが、介護報酬債権を買い取るファクタリングの場合は、例え設立間なしの会社でも、赤字企業でも利用可能になります。
―幾らから利用できるのですか?
当社の場合、基本的には1ヶ月の金額が300万円、診療報酬の最大2ヶ月分相当額の資金調達が可能となっています。
―介護施設にとってファクタリングを利用するメリットは?
銀行の審査とくらべ、手間なく借りられることがひとつです。
それから経理的な話になりますが、取り組み方法によって、バランスシート(貸借対照表)でいえば、借入金は変わらず、未収が減って現金が増えるだけですので、決算前にバランスシートを綺麗にする効果もあります。
―アクリーティブのファクタリング、FPSメディカルの特長は?
一番の特長は、審査までの期間が短く、今ある資産を有効活用できることです。
基本的には申込から、最短で2週間で資金の実行までできるようになっています。
銀行からの借り入れとは全く違った形の、新しい資金調達方法として、使い勝手のよいFPSメディカルをぜひご活用下さい。
FPSメディカルの詳細については、下の資料をダウンロードいただくか、アクリーティブ株式会社(お問い合わせ先:FPSメディカル担当 03-3552-8756)までご連絡下さい。