平成27年度 准看護師の年齢別平均給与・年収

厚生労働省が毎年調査、発表する賃金構造基本統計調査、平成27年度の賃金データです。
准看護師の法人規模別、性別、年齢別に、所定内給与（毎月固定的に支給される給与）、月次給与（残業代等、変動部分を含んだ給与）、賞与と概算年収（月次給与に１２を掛けて賞与を足したもの）を、紹介しています。

厚生労働省のデータでは、5歳毎の年齢層別（例：20～24歳）の平均値であるのに対して、本資料は年齢層平均値より各年齢の平均値を算出、実用的に加工しています。

以下、データを元にしたコメントを記します。

［全体］

・統計データの対象は全国の准看護師17.8万人
・就業人口は女性9に対して男性１の割合である
・平均年齢は男性41.5歳、女性49歳と職種の高齢化が進んでいる

［男性］

・男性准看護師の平均年収は約416万円（41.5歳）である
・男性准看護師の大半は、法人規模100～999人の中規模法人に所属している
・男性准看護師の平均年収は、ほぼ横這いで、年功的な要素は少ない

［女性］

・女性准看護師の平均年収は約395万円（49歳）
・女性看護師の平均年収と比較して、約82万円低い
・法人規模別の平均年収でみると、1000人以上が約415万円、100～999人が約405万円、10～99人が約373万円と規模が大きくなるほど平均年収が高くなる傾向にある