平成27年度 看護補助の年齢別平均給与・年収

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厚生労働省が毎年調査、発表する賃金構造基本統計調査、平成27年度の賃金データです。
看護補助職の法人規模別、性別、年齢別に、所定内給与(毎月固定的に支給される給与)、月次給与(残業代等、変動部分を含んだ給与)、賞与と概算年収(月次給与に12を掛けて賞与を足したもの)を、紹介しています。
厚生労働省のデータでは、5歳毎の年齢層別(例:20~24歳)の平均値であるのに対して、本資料は年齢層平均値より各年齢の平均値を算出、実用的に加工しています。
以下、データを元にしたコメントを記します。
[全体]
・統計データの対象は全国の看護補助14.3万人、准看護師より約3万人少ない
・就業人口は女性8.5に対して男性1.5の割合、看護師や准看護師と比べ、男性の比率がやや高い
・平均年齢は男性37.5歳、女性45.1歳である
[男性]
・男性看護補助の平均年収は約312万円(37.5歳)。看護師と比べ約170万円、准看護師と比べ約100万円、平均年収が低い
・男性看護補助の大半は、法人規模100~999人の中規模法人に所属している
・男性看護補助の平均年収は、ほぼ横這いで、年功的な要素は少ない
[女性]
・女性看護補助の平均年収は約288万円(45.1歳)、看護師と比べ約200万円、准看護師と比べ約100万円、平均年収が低い
・法人規模別の平均年収でみると、1000人以上が約294万円、100~999人が約288万円、10~99人が約279万円と、規模による平均年収の開きは、看護師や准看護師と比べ少ない

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