介護記録の悩み解決!iPadアプリが記録時間を65%短縮

自分達の技術を活かして世の中の役に立つ

これぞシステム開発会社の面目躍如です。
株式会社神戸デジタル・ラボ(本社:神戸市中央区)が提供するグループホームや小規模多機能、通所介護施設向けipadケア記録アプリは、病院向け記録ソフト分野で培ったノウハウと、現場主義を徹底した開発プロセスから生まれた傑作です。

 

開発エンジニア、介護施設で働く

ビッグデータ活用による未来価値を予測する「関係性技術」と、病院やアパレルをはじめとした業種別ソリューションで業界内では独自のポジションを築く同社ビジネスソリューション部が、2年前に新しい開発先として定めたのが介護業界でした。

ところが当時の同社は介護業界については全くの素人。
開発メンバー2名は知り合いの伝手を頼り、デイサービスとグループホームで1ヶ月働くことにしたのです。

「働いてみて驚いたのは、とにかく書くことが多いことでした」開発メンバーの一人、安場学氏は当時を振り返っています。
介護士は介護記録の事務に追われて、利用者に向き合う時間が充分に取れない現実。
しかも同じような記録を繰り返し、それが2度手間、3度手間になっている。
事務は全くIT化が進んでいず、それらを全て手作業でやっている
その結果、介護スタッフは疲弊して、現場のモチベーションを下げる要因にもなっている。
そんな問題意識を二人は持ちました。

IT化により介護の仕事を省力化・効率化しよう。
より手厚いサービスに時間を使っていただこう。
大量のデータを記録し、分かりやすくまとめることは、病院での経験があり自分達のお手の物。
こうしてケア記録アプリの開発プロジェクトがスタートしたのです。

 

開発チームが見た!ケア記録の実態

業界の方ならご承知の事ですが、業界に詳しく無い方のために、介護現場で2度手間、3度手間で行われている介護記録の実態についてご紹介します。

すべての介護事業所で必ず行われているのが介護記録です。
サービスの種類によって介護記録の書式や活用法は異なりますが、いずれの事業所も介護記録を不備なく管理・保管しなければなりません。

定期的に行われる監査指導は、介護現場で提供されるサービスや経営努力を直接見てもらえるものではなく(残念ながら)、介護記録他の記録より評価されます。
しかし、万が一事故やクレームがあった時、介護記録は事実を証明してくれる重要なものです。日々の業務に追われ、つい乱雑になりがちな介護記録ですが、情報共有、監査対応、さらに事業所や介護スタッフをクレーム等のリスクから守ってくれる役割もあります。

この介護記録、ご承知のように内容は多岐にわたり、個々の記録様式は膨大なものです。
そこで各介護施設はそれぞれの工夫により、その下書きに記録用の一覧表を使うケースが多いようです。
利用者のバイタル、食事、水分摂取、排泄、入力、経過記録など介護現場で必要な記録はまず一覧表に下書き、その後に介護記録に清書するのです。

さらに勤務交代時、介護記録の中から重要事項を引継書に転記、さらにはご家族用に転記をしたりします。
これを毎日、繰り返します。

しかも、これらは大半が紙を使用して手作業で運用する事業所が大半です。
中には介護ソフトに介護記録機能が付加されているものもありますが、そもそも介護ソフトは現場から離れた事務所のパソコンの中にあり、しかもパソコンは1台です。
おまけに「パソコンが苦手です」という介護職員の方も多く、介護ソフトのケア記録は実際にはほとんど活用されていないのが実情のようです。

このような事もあり、利用者5人分の記録をおこなうのに約1日2時間。
これを通常業務が終わった後の残業で対応するのはスタッフに過度な負担をかけることになります。さらには集計業務や請求のためのチェック業務もあり、これらが手作業でされています。

これが開発エンジニア2名が見た、介護記録に関する実態です。
そんな介護現場の詳細な作業分析と、介護職員の皆様の声を元に生まれたのが、iPadケア記録アプリです。

 

ケア記録アプリの特長

このケア記録アプリの最大の魅力は、手書き文字をそのまま登録できる事です。
さながら紙に書く感覚で介護記録を手書き入力、手書きした文字や数字がそのまま自動で活字変換されて記録化されるため、全くパソコンが使えない介護スタッフの方でも難なく使えます。
そのあたりは、動画で入力イメージを見ると分かりやすいですね。

手書き入力した情報は、個人別、あるいは一覧でも表示できます

バイタル入力
経過記録入力

iPad(タブレット)は持ち運びが楽々、忙しい介護現場でも使いこなせます。

しかも、その場で入力した情報が、監査用の介護記録としてプリントアウトもできますので、2度書き、3度書きの手間から完全解放です。

バイタルグラフ

入力情報は、職員間の申し送り事項として共有できるだけでなく、メール送信も可能ですので、「先に知らせておきたい」「家族にも伝えておきたい」という場合にも便利です。

そして最大の特長は、この介護記録システムが「アプリ」である事です。
パソコンのソフトと、スマートフォンやタブレットなどいわゆるスマートデバイス「アプリ」の最大の違いはその見た目の分かりやすさ、簡単な操作性であります。

マニュアル不要でタッチパネルにより直感的に操作できるのは、メニューボタンが多く並ぶパソコンソフトとは明らかに異なります。
アプリを業務用で使うことにより、現場の生産性や情報共有性は格段に進歩を遂げます。

このケア記録アプリはスタッフ5名で1台を共有するイメージです。
既にタブレットをお持ちの場合は、AppStoreで無料版のダウンロードが可能ですので、まずはそちらをお試し頂くのが近道です。

 

ケア記録アプリ(無料体験版)をアップルストアよりダウンロード
https://itunes.apple.com/jp/app/kea-ji-luapuri/id975980205?mt=8

タブレットをお持ちでない場合は、まずは下の資料をダウンロード頂くか、販売代理店の「株式会社ゆめゆめらいふ」まで直接お問い合わせ頂くようお願いします。(TEL:06-6147-5483)

ゆめゆめらいふでは、デモ機の貸出も行っています。お気軽にご利用下さい。

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